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インド大好きエンジニアのインターン感想記

kida.keigo|2020年05月13日
インターンシップ
皆さんこんにちは!ランサーズでエンジニアインターンをしている喜田です。
今回はランサーズでのインターンで学んだこと、感じたことについて書いていこうと思います!

バッググラウンド

慶應義塾大学を1年で中退しその後、国際基督教大学(ICU)に編入学し今は4年生です。大学時代はソーシャルビジネス(社会問題の解決を目標にしつつ利益も追求するビジネス)のビジネスコンテストを運営する団体を設立したり、宇宙ビジネスのプラットフォームを共同で運営したりしていました。
ランサーズに入る直前までは東京のAgriTechスタートアップのインド法人立ち上げのためインドのバンガロールというアジアのシリコンバレーと呼ばれるところで働いていました。
複数国でのスタートアップ展示会での営業、農家ヒアリング、プロダクト設計、インドアウトソーシング企業のエンジニアのマネジメント、日本側プロダクトのコーディングなど多岐にわたる仕事をしていました。

ランサーズでインターンを始めた経緯

元々、海外への旅の経験から世の中にある格差を縮小したいと思っていました。インドでの就業時に自分が想像もしていなかった環境で暮らしていたり、働いている人々を目の当たりにしその思いを強めました。
また自分自身も水が使えなくなる部屋にトイレがないシャワーがない電気が頻繁に使えなくなるなど日本ではあり得なかった経験をし環境による格差を実感しました。
そんな時にランサーズのインターン募集を目にし、個人が環境にとらわれず自由で幸せな働き方ができる世界を作るのに貢献したいと思いインターンを始めることにしました。

インターン期間中で取り組んだこと

僕はオンラインマッチングというLancersを作っているチームに所属していました。
まずプロダクトのissueに取り組みその後プロジェクトチームで新機能の開発をやっていました。
使っていた言語としては主にPHP、たまにJavaScript(TypeScript)でフレームワークやライブラリはCakePHPJQueryReactで開発していました。

ランサーズで働いてみて学んだこと、感じたこと

・プロジェクトマネジメントについて

ランサーズでは様々なプロジェクトマネジメント手法が用いられています。
中でも僕が最も面白いと思ったのがKPTという手法です。
KPTとはKeepProblemTryの略でKeepは継続したいこと、Problemは問題、Tryは解決案です。
ランサーズでは週次でチームごとにKPTを出して振り返りを行っています。
KPTを出すことによって良かった、困っていることなどを可視化でき、すぐ問題を解決することができます。
またチームメンバーの健康状態、精神状態、開発進捗などを知ることができチームで協力がしやすくなります。
マネジメントは難しい仕事ですがこういった手法を取り入れることで改善されることが多いなと感じました。
他にもランサーズにはメンター制度というものがあり先輩エンジニアが開発で困ったところ、会社について分からないところなどを教えてくれます。
この制度によって新入社員がスムーズに仕事に馴染めるようになっています。
・開発について
まずPHPを書くのが初めてだったので色々と学ぶことがありました。
例えばランサーズではPHPで関数の引数と返り値の型宣言をしPHPDocも書くことでどういう型が入るべきなのかが分かりやすく、想定外のエラーが起きないように工夫しています。
動的型付けの言語を書くときに型宣言などはしていなかったのでこれからはしていこうと思いました。
コードレビューに関して学んだことはレビューにprefixをつけるというカルチャーです。
ランサーズではレビューの際、must(必ず対応してほしい)、imo(自分の意見や提案・好み)、nits(些細な指摘)、ask(質問)などのprefixをつけるようにしておりレビューの意図が分かりやすくなっています。
技術的にユニークな部分で言うとランサーズでは部分的にCakePHP4を使っており常に最新バージョンにキャッチアップしていくことの重要性を学びました。
・労働環境について
ランサーズでの働き方は自社のビジョンを反映しており自由な働き方が出来ます。
例えば副業OKやフレックス、リモートワークなどの制度があります。
現在では必須のリモートワークはコロナが流行る前から可能だったこともあり環境が整っています。
先ほど紹介したKPTなども全てオンラインで出来ますし、質問したいことがあればSlackに投げればすぐに誰かが答えてくれます。
開発でスタックしてしまった際も文面で難しい場合はビデオコールやVSCodeのLive Share(リアルタイムでコードを共有できる拡張機能)を利用して助けてもらえます。
またエンジニア以外も完全リモートで働けるようになっています。
中には世界旅行をしながら働いてる社員もいるなどユニークで働きやすい環境です。
加えてリモートワークwayと言うガイドラインが公開されていてそれを社員全員でアップデートしていることでリモートワークでの問題が出ても随時対応できます。

まとめ

プロジェクトマネジメント、開発、労働環境について学んだこと、感じたことを書きました!インターン期間中は沢山の方にお世話になり非常に働きやすかったです。
結論としてランサーズでのインターンは非常にオススメします!エンジニアインターンを始めてみたいという方はアクションを起こしてみましょう!