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感謝を贈り合うツール「nas!」を開発したインターン生の今後のビジョンとは

adachin|2019年03月06日
インタビュー

<プロフィール>
水島啓太/みずしまけいた @0xb5951
高専生として電子制御科を学び、電子回路やロボットなどの機械に興味を持つ。
2018年10月にCREチームのインターン生として入社。また2019年4月に新入社員としてもジョイン。
感謝を贈り合うツール「nas!」の開発者でもあり、
直近ではWordpressサーバのPHP7へバージョンアップもやりぬいた期待の新人。

できる言語:Python/Solidity/C/JavaScript/PHP
ハマっているゲームは「スマブラ」
4月からのメンターはあだちんさん


高専で今後の将来について不安があった

・高専ではどんなことを勉強していましたか?

もともと高専では電子制御科にいて、電子回路やロボットなどを中心に機械を学んでいました。自分自身、手動で行うものは全て自動化するタイプで、例えば手が感じたら信号を送って動作すれば、障害者のための環境創りもできるのではないかと思うんです。そして、5年間勉強して自分は何がつくれるのか?と考えた時に、勉強してもモノ作りができなかった自分に苛立ちを感じました。大学進学を考えましたけど、社会に出て、モノづくりを経験したほうが成長できると思ったんです。そこで、ビジネス知識と技術力の2つを学べるランサーズのインターンに目を光らせたわけです。


インターンをしてみて

・実際にインターンを経験してみてどう感じましたか?

インターンではCREチームに所属し、依頼フォームの日付をドラムロールからカレンダーに開発するところから始まりました。CREチームではバグ修正など日々ランサーさんから困っているところをサポートするのがメインとなります。まさにランサーズ自体の構成なども理解するのにピッタリな部署でもあります。

まず明確によかったところは「雰囲気が良い」「フラットである」この二択です。CRE、SREチームはじめ、教え合う環境がありコミュニケーションを頻繁に行っていること。もちろんすべてを教えてもらうというわけでなく、先輩方が「どうすればいいと思う?」と自分自身が考えさせられるという教育方法に感銘を受けました。また、巻き取りすぎず、任せてくれるといったチャレンジも大企業ではあまりないことだと感じます。


感謝を贈り合うツール「nas!」を作ったきっかけ

「nas!」とは
Slackで感謝コメントを送った際と、そのコメントにnas!スタンプを押す際に加算されるツール。また、毎月一番nas!を送られた人が表彰されるイベントにもなった。

・サクッと開発して驚きましたが「nas!」の工夫したところ、大変だったところは?

Slackで簡単に感謝の気持ちを贈り合うものをつくりたいよね!じゃあやりましょう!というフラットさから始まりました。ちょうどチャットでのコミュニケーションを活性化するチャンスだったのです。

https://qiita.com/odrum428/items/183934ee0f7e93b2f3ea?p

構成としてはAWS Lambda+API Gateway+DynamoDBを使い、 管理画面はRedashを使って集計などを可視化しています。特に難しかったことといえば、DynamoDBの設計が初めてだったので、なかなか思うように進みませんでした。

しかし、結局自分で考えて自己解決してしまうという力を身に着けていきました。工夫したところはSlackには3秒のタイムアウトがあるんですよ。並列処理を含めてユーザにはエラーが出ないようにしたところですね。

今後のnas!はもっとファジーにしていきたいです。例えば、ゲーム制をつけて自分の貯めたnas!をガチャで回したりなど。まだ社内では90人程度しか使われていないので、もっと仕掛けや仕組みを考えてバージョンアップしていきたいです


新卒になり、今後成し遂げたいこと

・5年後、10年後、どんなエンジニアになりたいですか?

実は3年後、大学に行こうと考えています。世間の論文を見るとたくさんの問題を抱えたまま解決していないのが現状です。そこを自分が解決し、問題提議をして社会実装するのが今後の夢です。生きる=働くといったことはマストなので、ランサーズでの技術的課題をこなしていき、的確な判断をしていきながら、新技術の検証などを用いてランサーズの技術をシェアしていく存在になりたいです。また、ランサーズのエンジニアとして働きながら大学へ行く、新しい働き方を創りたいなと思っています。

ランサーズのインターンにマッチしている人は「帰ってもコードを書いている」「フットワークが軽い」といった人が向いていると思います。成長できる環境がたくさんあります。ぜひビジネス力と技術力をあげたい学生さん、一緒に働き方改革をしましょう!