こんにちは!corpITチームの、コーポレートエンジニアの長峰です。
ランサーズのcorpITチームでは主に情シス、社内ツール開発の領域を担当しており、今回は社内ツール開発の一例をご紹介できればと思います。
はじめに
Chatworkは優れたチャットツールであり、業務で活用している会社も多いと思います。今回はChatworkにアップロードしたファイルをGoogleDriveにバックアップする必要が生まれたため、作成した「Chatworkのファイル一括バックアップくん」のご紹介です!
Chatworkのファイル一括バックアップくんについて
ファイル一括バックアップくんの処理の流れは
- (手動)各Chatwork使用ユーザーにトークンを取得してもらう
- (バックアップくんでボタン操作)トークンを元に「自分に管理権限がある(そうでないと招待できない)全ての部屋」にバックアップ用管理アカウントを一括で招待する
- (バックアップくんでボタン操作)管理アカウントは各部屋(ソースコードではroomと呼称)にアップロードされているファイルをシート「file」に記載していく
- (トリガーにて1時間ごとに自動実行)シート「file」のファイルを1つずつGoogleDriveにアップロードしていく
となっています。
ソースコード
実際にソースコードにて、どのような処理なのかコメントでお伝えしていきます!
シート
※IDや名前は例となっています
※API制限により、取得できるのは各roomの直近のファイル100件となります。
終わりに
これで各自のChatworkの部屋にアップロードされたファイルをGoogleDriveにバックアップできました。
GASのプログラミングでも上記ソースコードのように、オブジェクト指向で開発をすることが可能です!GASのプログラミングに興味がある方は参考にしてみてください。本記事が、GASのプログラミングやChatworkの活用に役立てば嬉しいです。