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CTOが語るUIUXというテーマでお話してきました

yokoi|2016年11月28日
DevOps

CTOの横井です

先日(11/26)、dots.さんところで「dots.CareerMeetUp – UIUXの巻」に登壇して、UI/UXについて話してきましたー。

 

UI/UXというタイトルではあるんですが、UXとかについて集中して考える環境をつくるには、みたいな内容です。

プロダクトをつくるにあたって、すっごいざっくりいっちゃうと、「どういうリソース(予算、人、技術、等等)で」「何をつくるか」につきるかと思います。

で、ここでいう「何をつくるか」っていうのは「機能/サービス」とかではなくて、「どういう体験/価値」を届けられるか、それがUXかなと個人的には思っています。という話はさておき、「どういうリソースで」と「何をつくるか」の間の話として「どうつくるか」みたいなプロセスの話があります。

前回書いたブログの内容は、まさにその辺の話だったりするので、まんまその辺の話をしてきました。UXの話っていうと、結構アウトプットしたもの以降の話が多い印象もあったので、たまにはこういうのもいいかなと。

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そういえば、イベントのパネルディスカッション時に「UIUX担当者が今後つけるべきスキルとは」みたいな話があって、まあ、UIUX担当者っていうと色々なパターンがありすぎて難しいところもあるんですが、その時答えたのは、以下の3つでした。
 
・専門の深さ
・視野の広さ
・視座の高さ
 

デザイナーの方が多そうだったので、例として出したのは

・専門の深さ
色彩理論に詳しいとか、海外のデザイン流行に詳しいとか、そもそもみんなうならせるグラフィック力とか

・視野の広さ
企画とかエンジニアリングのことも把握しているとか、色々なターゲットを想定できるとか

・視座の高さ
事業観点/経営観点、市場とか経済がどうなっているか、など

 
で、まあこんなのUIUX担当者に限らず全部そうですよね、って話なんですが、一個そのときの補足をしておくと、必ずしも誰もが上記3つを全て出来るようになれということではなく(出来るにこしたことはないし、出来ることを求められるロールもあるかと思いますが)、自分のバリューをどこにつくっていくか、というときの方向性かなーと思っています。

特にUIUX担当、みたいなワードの場合、どうしてもふわっとしてしまうことがあるので、「実質それってデザイナーですよね」とか「実質それって企画ですよね」みたいな話になりがちで、かつ評価基準も難しい(その成果が出るのに時間がかかることも多く、また成果自体も複合的な要因になりやすい)。そのときに気になるのはやっぱり、この人はどういうことができるのか、どういうバリューがあるのか、だったりします。この辺の強みが明確で、かつそれを伝えられる人は魅力的だなーと思います。という話でした。