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元料理人が入社してからの1ヶ月を振り返る

hirano.tatsuya|2020年12月04日
インターンシップ

ランサーズ Advent Calendar 2020  4日目の記事です。

皆様はじめまして!今年の11月からインターンとしてジョインした平野達也と申します!
ランサーズに入社する前は5年ほどフレンチの料理人をしていました。今回は入社に至る経緯と実務未経験で現場に配属された際のリアルを綴って行きたいと思います。

バックグラウンド

高校在学中にフランス料理の道に進むことを決意し、辻調理師専門学校フランス校に進学。在仏時にミシュランの星付き店で半年間フランス人と一緒に仕事をしていました。
帰国後は大阪の星付きレストランやホテルで四年間研鑽を積み、更なる飛躍を目指して今年の3月から上京し新規店舗の立ち上げに参画しようとしていた矢先にコロナウイルスの影響でオープンを断念しなくてはいけない状況になりました。そこで私は料理人として再起するより自分の可能性を探究したいと思い料理とは全く別ジャンルのエンジニアを目指すことを決めました。

大阪のレストラン時代

入社の経緯

2020年の5月末からプログラミングスクールに通い、エンジニア転職を目指してプログラミングを勉強していました。

卒業してから転職活動するためのポートフォリオをRuby on Railsで作成し、インフラ、本番環境にはECS, CircleCi, Dockerなどの今流行のナウい技術を取り入れようと考え、Qiitaの記事や諸先輩方々のポートフォリオをソースコードを読み漁って何がどうなっているのかよくわからないまま構築を進めていました。
そしてデプロイ途中で完全に迷子になってしまい、そんなニッチもサッチもいかない状況で弊社サービスである MENTA を使ってインフラを教えてくれるメンターさんを探す事にしました。

そこで私はランサーズSREチームの安達(adachin)さんにメンターをして貰うことになります。
Linuxの基礎から始まりDockerによる開発環境の構築ECS/Fargateにチャレンジしようと思いましたが、短期間で実現できずAnsibleを使ったEC2での本番環境コード化、CircleCiによる自動デプロイなど一ヶ月の間にかなり色々な知識を教えて頂き、濃厚な日々を過ごさせて頂きました。技術だけでなく、エンジニアとしての姿勢も教えてくださり、TeamGeekも読んだことで、現場での振る舞い方なども学ばさせていただきました。そして最後にはランサーズに紹介してくださりその面接のための履歴書添削、wantedly添削などもして頂きました。

安達さんにメンターをして頂いて本当に良かったと思っています。入社してからもチームは違いますが、インフラ系の相談や改善を一緒に取り組み、メンターをしてもらっていた頃の様に頻繁にコミュニケーションをとっています。

実際の現場に入ってみて

入社してからは、Lancers Creativeという月額定額制のクリエイティブサービスの開発にアサインされました。技術スタックにはRuby on Railsが採用され、インフラはECS/Fargateで本番運用されています。
LCCをECS/Fargateに移行した際の記事

正直自分が現場では色々な壁にぶち当たる覚悟はある程度していましたのでギャップというギャップは感じなかったのですが、些細なことでも真剣に議論される先輩エンジニアの方々がかっこいいな~なんて思ったりしていました。
例えば、Gitの運用上のコミットの粒度、メソッドや変数などの命名、ロジックの置き場所など自分が個人開発している時には全く気にならなかったことでした。開発の規模が大きくなりソースコードも複雑になるにつれて如何に保守性の高いコードを書くかというところにエンジニアとしてのプロフェッショナルが垣間見えました。

また、ランサーズは新卒やインターンのフォロー体制も万全で実装で詰まっていたら社内slackの中で個人の分報部屋(分報とは日報の分バージョンで、日に1回の日報とは違い、自分の作業内容をSlack上で逐一報告していくという進捗共有方法です)に「〇〇で詰まっているのでフォローお願いします」みたいな感じで書き込めばすぐに先輩エンジニアがフォローしてくれる体制が整っています。新卒であろうと、インターンであろうと、ランサーズの社員として働く以上はスピードと結果が求められます。
ランサーズのチームメンバー全員がLancersWay(行動指針)の最高か最速を体現されていると感じました。

実際の分報部屋の様子

まとめ

入社して1ヶ月が経ち成長を実感していますがそれ以上に自分にできないことが多くもどかしく感じています。今の目標は携わっているサービスのワークフローを理解しビジネスサイドの要望を開発に落とし込めて、自ら率先して提案できるエンジニアになりたいです。
また様々な技術に興味を持ってキャッチアップしていきたいと思っております。

最後にここまで読んで下さってありがとうございました!

Wantedlでもインタビューされたのでぜひ!

https://www.wantedly.com/companies/lancers/post_articles/297210