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「コードを書きたい」フルスタックエンジニアの苦悩と目指すものとは

adachin|2019年01月15日
インタビュー

<プロフィール>
長島 和馬/ながしー(ながしま かずま) LPF事業部

某大規模なメディアサービスを5年間勤め、MovableType, WordPressで8つのメディアを運用し、AjaxなどのJavaScript実装、マークアップ、CMS組み込み、プラグイン開発などを行う。

その後サーバーサイドエンジニアになり、Go言語によるAPI開発、PHP, React, ReduxによるCMS開発、PHP, Node,js, Express, Reactによるフロントシステム開発を行う。

そしてシステムの品質を高めるべくSREを経験し、AWS環境におけるインフラの構築、コード化(Terraform, Ansible, CloudFormation)CIの導入(CircleCI, CodePipeline)、テストの自動化、ボトルネックの調査、改修マイクロサービスアーキテクチャの設計・検証などを行う。

ランサーズのSRE 安達(あだちん)と新卒時代の同期でもあり、2019/01/06にジョイン。


6年前の新卒時代

新卒のころはいわゆる常駐といえるSES企業で、フロント周りを担当していました。6年前のころの自分を思い出すとモノづくりが好きで、一番成果として感じるのはフロントだったんですね。むしろサーバーサイドはとっつきにくいイメージで。そこからがエンジニアとして歩む第一スタートだったと思います。

当時はもくもくとコードを書いて、技術を身に着けようと必死でしたが、もっと幅広く学べる環境はないのかと思い、転職を決意しました。


フロント、サーバーサイド、SRE、あらゆる技術を経験

転職先ではフロントエンジニアとして入社しました。メディアは10個。MTやWordpressを運用しており、自分でもできるのかという不安との戦いでした。当時はディレクターもいなかったですし、案件化するところから始めて、効果測定も行い、その半年後、私の上司が退職をして、開発が私一人になったんです。

これからどうしよう。

毎日精神的に辛くなったのを今でも思い出しますね。しかも当時のあだ名は「CTO」なんてことも笑。 そこで培ったのは「自己解決する力」。誰にも教わらないって苦痛でした。Masterコミットでしたし、レビューもない。結局のところ、やりきるしかなかったんですね。

次第に会社のフェーズが変わり、サーバーサイドにも挑戦していきました。また、エンジニアでスペシャリストの方も入り、心理的安全性も保たれていきました。

そこで、PHP, React, Redux,Goなどを使ってシステム開発を行っていきました。そしてSREにも挑戦し、下から上まで経験をしてきました。しかし、5年も経ち、自分はどの技術に特化しているのかわからなくなってきたんですね。中途半端なエンジニアにはなりたくないなと。


ランサーズに入社するきっかけ

そこで新卒時代の同期だったランサーズのSRE 安達(あだちん)が声をかけてくれたんです。「5年経ったけどまた一緒にやらない?ランサーズ盛り上げようよ!」って。彼は新卒時代のころと相変わらずのあだちんだなと笑。

圧倒的に変化していたのは本業もこなし、副業も行っていること。

当時一番仲がよかったので、彼の実家で勉強会やったり、技術共有してあれから数年。また一緒に切磋琢磨しあって成長できる。こんなにも楽しいことないと思いました。

また、ランサーズというサービスはだいぶ前から知っていました。エンジニアの神庭さん土屋さんも知り合いで、勉強会でも参加するほど。2年前くらいからランサーズに転職したいなと感じていました。

自分でも働き方を変えていきたいし、地方で自然を堪能しながら仕事ができる当たり前を作りたい。

何よりもランサーズのエンジニアはブランディング力と技術力の高さに自分も仲間に入りたい気持ちでいっぱいでした。ここなら圧倒的に成長を感じれる。

そこで気づいたんです。自分はフルスタックエンジニアではなく、コードをガリガリ書いたり、DBを設計したり、サーバーサイドエンジニアとして活躍していきたい。プログラミングを誰よりも早く書けるようなスピード感溢れるエンジニアになりたいと。


身内でもランサーズを知ってもらえるように

まだ入社したばかりですが、いい人ばかりで感銘を受けました。前職では得られない、いい刺激で裁量労働制なので自由にやらせてもらっている環境にも出会えてよかったと感じています。

今後は多角的な視野で学び、ランサーズを使って副業やエンジニアとしてのブランディングを向上させて、身内でもランサーズを使えば新しい働き方を作れるよとさらに言われるようにサービスを愛し、改善していきたいです。