ランサーズでは自己学習の場として毎朝1時間程のもくもく会を開催しています。
もくもく会を開催しようと思ったきっかけは、こちらで紹介しています。
以下は今週の取り組みになります。
今週のもくもく会
谷
UXデザインの教科書の読書
ISO以外のHCDプロセスの体系
ノーマンの人間中心デザイン
- 問題特定に長い時間を割くのを避け、暫定的なデザインを繰り返す
- ISO 9241-210は要求事項を洗い出し、それを元に製品を作る
- ノーマンは、問題提起そのものを修正するためにプロトタイピングを繰り返すことを想定している
ハートソンとパイラのUXデザインのライフサイクル「ホイール(Wheel)」
- UXデザインのプロセスを4つの活動としている
- 分析:ビジネスドメイン、ユーザーの仕事、ニーズの理解
- 設計:コンセプトデザイン、相互行為、見栄えの創出
- プロトタイプ
- 評価
- 上記の各フェーズを細かく行う
IDEOのHCDプロセス
- ひとつは、デザイン思考を主に社会的課題に適用させることを念頭に置いたプロセス
- 下記の3つが重なる領域をHCDの最終アウトプットとする
- 有用性:人々が求めているのはなんだろう?
- 実現可能性:技術的・組織的にか実現可能なのはなんだろう?
- 持続可能性:継続的に持続可能なのはなんだろう
- 下記の3つが重なる領域をHCDの最終アウトプットとする
- もうひとつは、企業の製品開発やデザイン開発を依頼された際のデザインプロセス
- 観察によるユーザー調査が重要だと主張
- アイデアのインスピレーションを得るためにもデザイナー自身がユーザーの利用環境を訪問したり、自身が体験したりすることで利用文脈を理解することが重要だとしている
関連する学問領域
関連学問領域とUXデザイン
- UXデザインを実施するために、HCDプロセスに関する知識や実践手法に関する知識だけでは十分でない
- UXデザインは、ユーザーの体験という人間の本質的な反応に関する領域を扱うため、人間に関する工学分野の基礎的な知識は必須
- 中でも認知工学、人間工学、感性工学は直接的に関わる分野
- リアルな人間をとらえるには、やはり学問的な基盤を持っておくことが望ましい
認知工学
- 認知心理学、認知科学の知見を応用し、機器やシステムを利用するユーザーの認知的側面を支援する仕組みを設計するための工学技術分野
- 記憶、学習、施行、判断、問題解決といった人間の認知的特性を理解した上で、それらに適合させた使いやすい機器やシステムの設計を目標としている
- アフォーダンス、メンタルモデルと行った言葉は認知工学の用語
人間工学
- システムにおける人間と他の要素とのインタラクションを理解するための科学的学問
- 認知工学よりもやや広く組織における運用や管理の体制、あるいは、組織文化といったことも人間とシステムとの相互作用に影響する要因として捉えている
- 使いやすさも重要な目標ではあるが、人間の肉体的・精神的な疲労や何よりエラーが起こらない安全で快適なシステムとなるような設計を目指している
感性工学
- 人間の感性をさまざまな方法を用いて把握し、その結果をものづくりに応用するための工学技術分野
- 人間の感性を把握し、物理量に置き換え、デザインスペックに表現し、全体としての設計を実現する工学的手法
- 例えば、既存のデザインに対し、複数の感性ワードを用いた心理調査を行い、数量化理論など統計的手法を用いながら、デザインの物理量と完成との関係背のモデルを作ることで、デザインの仕様を明確化するアプローチなどがある
Bun入門
まだhello worldしただけなのでcomming soon!
磯野
MENTAのバグ調査
- 無料相談メッセージを送信するとエラー
- エラー原因はテーブルの定義ミス
- text型じゃないといけないのに、varchar型になっていた
- なので、191文字以上書かれるとアウト
インボイスについて理解を深める時間
- せやろがいおじさんの動画を見てみた
- そりゃ反対署名とか起こるわなぁという内容だった
- 消費税は消費者が払ってるものだと思ってた
- 実際は、事業者や店が払ってる
- 消費者はあくまでも商品価格としてお金を払ってるだけ
- レシートに消費税とか書いてるからややこしい
Astro + microCMS + Cloudflare Pagesでブログ記事作ってみる
- https://blog.microcms.io/astro-microcms-introduction/
- Astro + microCMSの組み合わせはできた
- 来週 Cloudflare Pagesにデプロイする
- Astroの導入体験が良すぎた
- キャラクターかわいい
- 非常にわかりやすい文言
- AstroさんはAstro Islandsなるものがあり、インタラクティブなコンポーネントと静的なコンポーネントを同じページに混在させることができる
- Headless CMSを初めて使ってみたけど、驚くほど楽
- javascript用のSDKも用意されているので、.envにドメインとアクセスキーセットすればすぐに使えた
- ただMicroCMSの無料範囲内だと、画像とか扱うのは厳しそう(転送容量とかすぐ足りなくなりそう)
- OSSのHeadless CMSのStrapiにも期待(Railwayとかでデプロイすると結構安く運用できそう)
- Cloudinary
メモ
AI, AGI, ASI
東大松尾研究所
https://weblab.t.u-tokyo.ac.jp/
学生だけでなく、一般も参加できる
https://deeplearning.jp/llm2023/
今週の報告は以上です。
週毎に取り組みを掲載していきますので、ご期待下さいませ。