こんにちは。エンジニアの satoshi です。
ランサーズ Advent Calendar 2017 16日目の記事です。
はじめに
今回は、2012年にだした リッチテキストエディタ、WYSIWYGエディタの最新版の記事になります。
技術、ウェブデザインの進化とともに、様々なWYSIWYGエディタが登場してますが、その中でもイケてるエディタを8つ紹介したいと思います。
WYSIWYGエディタって?
リッチテキストエディタともいわれているようですが、HTMLの知識がなくても、フォントサイズの大小・見出し文字・テーブル表記などを、直感的に使うことの出来るエディタです。
ちなみに「What You See Is What You Get(見たままが得られる)」という頭文字をとった言葉です。
WYSIWYGエディタ7選
名前 | License | 商用利用 |
---|---|---|
CKEditor4 | GPL or LGPL or MPL | $499〜 |
TinyMCE | LGPL | 個別に設定 |
Trix | MIT | OK |
Quill | BSD | OK |
MEDIUM.JS | MIT | OK |
Trumbowyg | MIT | OKだけどよかったら寄付してね |
Draft.js | BSD | OK |
CKEditor4
- LISENCE: GPL or LGPL or MPL
- 商用利用: $499〜
- ツールバーの日本語: あり
- Getting Start
- Github
CKEditorは 2012年の記事にも登場しましたが、古くから WYSIWYGエディタを提供しております。UIもリッチで殆どのニーズに答えれるような機能を提供しております。
安定バージョンは4ですが、現在 CKEditor5 のα版が提供されてます。
TinyMCE
- LISENCE: LGPL
- 商用利用: 個別に設定
- ツールバーの日本語: 言語パッケージを使うことで可能
- Getting Start
- Github
TinyMCEは、CKEditor同様、古くからWYSIWYGエディタを提供しております。WordpressやAttrasianで利用されているところから安定の使いやすさを提供していると言える。
商用利用の設定にくせがあるので、ケースによってよく確認してください。
Trix
- LISENCE: MIT
- 商用利用: OK
- ツールバーの日本語: なし
- Getting Start
- Github
TrixはRailsで有名なBasecamp(旧37signals)が開発しているエディタです。
日本語対応は無いですが、シンプルな機能のみのエディタなので直感的にさわれるので、不要かと思います。
似たシンプルなエディタに Squire もあります。
Quill
- LISENCE: BSD
- 商用利用: OK
- ツールバーの日本語: なし
- Getting Start
- Github
クロスブラウザ、クロスプラットフォームに強みを置くエディタ。コードブロックの機能など、エンジニアには嬉しい機能があります。
playground でまずはさわってみると良いかと思います。
MEDIUM.JS
- LISENCE: MIT
- 商用利用: OK
- ツールバーの日本語: なし
- Getting Start (USAGE から)
- Github
今回紹介したエディタの中ではもっともシンプルなエディタです。出来ることをあえて絞りたい場合に有効かと思います。
Trumbowyg
- LISENCE: MIT
- 商用利用: OKだけどよかったら寄付してね
- ツールバーの日本語: あり
- Getting Start
- Github
シンプルな機能ながら多言語対応もあり、導入も楽にできます。
Draft.js
- LISENCE: BSD
- 商用利用: OK
- ツールバーの日本語: なし
- Getting Start
- Github
Facebookが開発しているシンプルなエディタ。Reactのプロジェクトには使い勝手が良いのでおすすめです。
終わりに
利用内容、サービス、時期によってライセンスが異なる場合もありますので、ご利用の際は各エディタのライセンスを改めて確認いただくことをおすすめします。
CKEditorやTinyMCEは商用の場合、費用が必要になりますが、その分機能面、サポートが充実しているのでおすすめです。それ以外も今回紹介したエディタであれば、大抵のニーズには応えられるかと思いますので、参考になれば幸いです。