ランサーズ社の福利厚生制度に「社員さすらいワーク」という制度があります。
https://www.lancers.co.jp/news/pr/12740/
企業の働き方改革や複業を取り入れたい企業の支援をする「オープン・タレント推進」の取り組みの第二弾として、テレワーク活用によって地域での活動を支援する試み「社員さすらいワーク」を実施します。 社員さすらいワークとは、2020年に向けた「働き方改革」の国民運動プロジェクト『テレワーク・デイ(2017年7月24日開催)』に合わせ、従業員に地域でのテレワークを推奨する取り組みです。
実際に社員が提携自治体でテレワークするだけでなく、そこで行われている「ライター養成講座(セミナー)」の補助講師として参加し、全国各地でランサーズを活用する人を増やすことも行っています。
ランサーズと提携している自治体の中で、セミナーが行われる地域に社内から応募して参加します。
自分は岡山県和気町に行ってきたので、そのレポートをご紹介したいと思います。
当日までの準備
地方自治体で行われるライティング講座のセミナーはランサーズ社員メンバーだけではなく、全国各地にいる地域ディレクターと呼ばれる、すでに活躍しているランサーさんたちを講師に招いているため、その方たちとの打ち合わせや、各自治体の担当者の方との顔合わせがあります。
ランサーズ本社からビデオ通話で自治体や、地域ディレクターの方と MTG して当日の段取りなどや、連絡事項の確認などを行いました。
(みなさんいい人ばかりで、初めての土地に行くのも安心です!)
さすらいデー
セミナーは2日目なので、1日目は岡山の好きな場所でテレワークができます。
東京から岡山間の新幹線でも作業をしていたのですが、あまり集中できなかったので近くのカフェを散策しました。
勉強カフェというなかなか良さそうなカフェがあったのでこちらで作業しました
電源 wifi 完備。飲み物もフリードリンクで飲み放題。おいてあるお菓子も何個かいただきました〜。
定時までこちらのカフェでテレワークしました。
近くの席で学生さんが受験勉強してました。なんだかいつもより身が引きしまる思い。
仕事終わりは岡山を探索
駅前の桃太郎のイルミネーション。
渋谷で言うハチ公みたいな感じですかね、待ち合わせスポットのようで人がたくさんいました。
移動で少し疲れたので、今日はここまで。
泊まったホテルは肉まん、アイスキャンデーが食べ放題でした。
二日目(講師補助)
ライティングセミナーの講師補助として、和気町に向かいます。
和気駅までの道。
早朝の電車は通勤や通学の人たちで割と混んでいました。
ここに住んでる人は当たり前かもしれないですが、あさひが田んぼに反射してきれいでした。
電車は山陽本線、オレンジ色が可愛い。和気駅にて
講師の方に車で迎えに来てもらっていざ和気町の役場へ!
セミナー開始
受講生の皆さんがサービスの使い方で詰まった箇所は、開発チームに共有され、改善要望として issue が立ちます。また、実際に使っている生のユーザーの声が聞けるので、普段作っていると気づかないところを教えてくれるので、非常に良いサーベイにもなります。
トップフリーランサーの方が講師なので内容もとても充実していて、リアリティのある講座が特徴的です。
特に講師の方の金言が、忘れられないです。
「お金を払ってスキルアップするより、お金をもらってスキルアップする方が結果として自分の成長につながる。」
自分がやったことのない案件でも、チャレンジしてみます!というふうに仕事を受けて、お金をもらっているからこそ、真剣に取り組めるという事実。
「お金を生み出すのは「時間」ではなく「成果」」
「終身雇用はファンタジー」
「今の時代、情報はアウトプットしてこそ信頼が得られる」
次回の講座が非常に楽しみです(全4回の1回目)
すでに、この講座の受講生でライティングの案件をもらっている方が何人もいて、この講座すごいなと実感しました。
時間の都合上、和気町をあまり散策できなかったのが心残りですが、次はいろいろ見て回ろうと思います。
週末旅行編
週末は岡山県周辺を散策しました。
(週末の分の出張費は出ないので、普通に実費です)
岡山県岡山市は、自転車先進都市おかやまを掲げており、「ももちゃり」という自転車貸し出しサービスを行っているため、市内の観光地などへの移動は、これを利用してみました。
市内のあちこちに、ポートがあり、アプリでポートの空き状況などを確認できます。
フェリカ搭載 IC カードや携帯端末、携帯電話(会員登録用)を持っていれば、ポートですぐに会員登録できます。
登録したカードをかざせば、自転車を取り出せます。
平日は通勤にも利用されているのか、結構な数のももちゃりを見かけました。
岡山城と後楽園
ももチャリで駅から飛ばすこと15分ぐらいでしょうか、岡山城と後楽園に到着。ゆったりと和菓子をいただいたり園内を散策しました。
お堀(?)から眺める岡山城。かっこいいですね。
桃太郎っぽい人が歩いてた。
全体的に落ち着いた雰囲気で、リラックスな気分。紅葉シーズンや、桜のシーズンにまた来たい。
瀬戸大橋
岡山といえば瀬戸大橋!
鷲羽山と言う山に登って、瀬戸大橋を一望しました。
児島駅からバスでこられるので、オススメです。
倉敷
定番の倉敷
街の雰囲気が落ち着いていて好きです。半日くらいでくるっと回れるので、私のように体力のないエンジニアにも優しい設計の街だと感じました(笑)
グルメ
おかやまといえばフルーツ!。
岡山駅前のイオンに売っていた白桃をいただきました。
単に甘いのではなく、みずみずしさと甘さを兼ね備えた上品な味がしました。これはまた食べたい。
おかやま周辺で人気のラーメン屋に行ってみました。
小豆島の醤油と魚の出汁が効いたスープがうまかったです。
変わった味のサイダーが売ってました。オリーブ味の方はハイチュウみたいな味がして個人的にかなり好みの味でした。醤油サイダーは・・・
そずり鍋。そずり肉の入った鍋。そずり肉とは骨の周りの肉のことらしいです。脂がのっていて大変美味でした。
白桃パフェ。
岡山の白桃を使ったパフェ。これより大きいサイズは売り切れてました。
倉敷名物的な地元野菜などを使った料理。右側にちょっと写っているのは黄ニラと言う、暗所で育てたニラです。刺身みたいな食感で自分にとって新感覚でした。
まとめ
最後の方はただのグルメ旅行記になってしまいましたが、テレワークしつつ週末小旅行することは、控えめに言って最高です。
業務の方もほとんど問題なく、進行できました。営業職ではないのと、もともとリモートで仕事をするメンバーがいたりしたので、チャットでのコミュニケーションやタスク管理もオンラインで完結できるため、ほぼ平常通りでした。(テレワーク周りの取り組みについても需要がありそうだったら書きます。)
以下に、「さすらいワーク」制度のメリットをまとめます。
ユーザーの生の声が聞ける
ライティングセミナーの講師補助として参加することで、普段どんなユーザーが、どういう気持ちで使っているのか、現場でフィードバックが得られるため、プロダクトを作る上での参考にもなり、とても有意義でした。今後のサービス向上に努めたいと、改めて気が引き締まりました。
テレワークを通して、地方で働くランサーの疑似体験ができる
ランサーズを利用しているユーザーは、ほとんどオンラインで仕事をしています。実際に運営している我々は東京のオフィスで仕事をしているため、すべてオンラインで完結させているユーザーの気持ちを完全に理解することはできません。しかし、こういった体験を通すことで、少しでもその感覚を理解でき、それらをプロダクトに反映していけるのではと思います。
小旅行を通してリフレッシュできる
普段、東京で働くよりも、開放的な土地で仕事すると、頭も心もリフレッシュできます。また、気分を単にリフレッシュさせるだけでなく、旅行を通して新たな発見や、その土地の魅力に気づくこともできます。今回は、岡山県を少し旅してみて、岡山県が好きになりました。こういった取り組みを通して、各地域と連携して、今後もサービスを盛り上げていければと思います!
さすらいワークをしたいエンジニアの方募集してます!また、さすらいワークの提携先として提携していただける自治体の方も募集してます!