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Subversionで413レスポンスが返却された場合の対処

blog_admin|2013年03月11日
DevOps

ご無沙汰しております。keiです。

Subversionで、大容量ファイルをコミットする際に遭遇した
エラーの対処方法について、共有の意味で記事化させて頂きます。

事象

開発が完了したプロジェクトのソースをまとめてコミットしようとした際に、
ステータスコード413:Request Entity Too Largeが返却されてきました。

 svn: サーバが、リクエストへのレスポンスとして予想外の戻り値 
  (413 Request Entity Too Large) を送信してきました

ログを確認した所、以下のログが出力されていました。

  request body exceeds maximum size (131072) for SSL buffer

SVNへのアクセスはHTTPS通信にしているのですが、SSLバッファの最大値が128KBに対して、リクエストボディのサイズが超えてしまっているようです。

対処

一時的に、SSLバッファの最大値を上げました。
SSLRenegBufferSizeディレクティブで最大値を変更できます。
本設定は、DirectoryかLocationブロック内に記述する必要があります。

  SSLRenegBufferSize 100000000

追記後、Apacheを再起動し、最コミットしたところ、無事にコミット出来ました。

importで対処すればいい話ではありますが、何か事情があってコミットが必要な場合にお試し下さい。