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Web開発チームをタスクボードだけで見える化する 5つのコツ

blog_admin|2012年07月11日
AWS

ランサーズでは、現在、Webエンジニアを募集しています。
詳しくは、募集要項をご覧下さい。

はじめまして。今月からランサーズにJOINしましたkeiと申します。

長らく更新が滞っていた本ブログですが、これから定期的に情報発信していこうと思ってますので、どうぞよろしくお願いします!

ランサーズでは、エンジニアの作業を見える化するために、タスクボードを導入しています。
今回は、社内で運用してみて効果的だった5つのコツをご紹介します。

タスクボードとは

ボードを作業予定、作業中、作業完了(ランサーズではToDo,Doing,Done)の3つのレーンに分け、タスクをその状態に応じて適切なレーンに置くことで、タスクの見える化とステータス管理を行うツールです。

ランサーズでは、ボードとしてホワイトボードを、タスクは付箋に書いたものを貼って運用しています。

ランサーズのタスクボード

ランサーズのタスクボード

運用ルール

ランサーズでは、以下の流れでタスクボードを運用しています。基本的な流れは、よくあるタスクボードの運用方法と同じです。

  1. 発生したタスクをToDoレーンに貼る
  2. タスクに着手したらDoingレーンの担当者のエリアに移動する
  3. タスクが完了したらDoneレーンに移動する

以前の記事にも書きましたが、ランサーズでは朝会での情報共有を行なっており、この朝会もタスクボードをベースに進めています。

効果的に活用するための5つのコツ

上記の運用ルールに加えて、使っていく中で改善を繰り返してきました。
その中でも、特に効果が大きかった5つのノウハウをご紹介します。

ToDoタスクを優先度で分類する

ToDoレーンを優先度の高、中、低で更に3分割しています。

新たに発生したタスクは、その優先度に応じて適切なエリアに貼り付けます。こうすることによって、手が空いた人が、どのタスクに着手すればいいのか判断がつきやすくなります。

優先度は、緊急度×重要度で判断しています。
ランサーズの傾向としては、構想段階の開発関連タスクが優先度低であがり、時間が立つに連れて中→高と移動していくことが多いです。

ToDoタスクを特定の人に割り当てない

ToDoの時点から特定の人に割り当てていると、柔軟性がなくなりタスクの消化速度が落ちることがあります。

そのため、ランサーズでは、ToDoの時点では優先度のみの分類にし、手が空いたら優先度高のところからタスクを拾っていくというスタイルをとっています。これにより、Aさんが書いたソースのレビュー修正をBさんが行うこともあります。

全体としては、優先度が高いタスクがスムーズに消化されるので、メリットが大きいと思います。

Doingレーン内にTodayレーンを設ける

先にも述べましたように、タスクボードの目的は、タスクステータスの見える化です。
特に、滞っているタスクを発見することに価値があると、私は思っています。
滞っているタスクを目立たせるために、DoingレーンにTodayサブレーンを設けています。

朝会時に、本日行うと宣言したタスクはTodayレーンに、昨日からDoingにあったものは、その隣りのレーンに移動します。

Todayレーンの導入によって、前日より前からDoingになっているタスクが、ひと目で分かるようになります。

Doingレーンに貼る枚数を制限する

ランサーズタスクボードには、Doingの文字の横に、赤字で「2枚目安」と書いています。
これは、Doingレーンに貼るタスクの数は、1人あたり2枚程度にして下さい、というメッセージです。

我々人間は、基本的には、一度に一つのことしか出来ません。従って、Doingレーンに5枚も10枚もタスクが貼ってある=その内何枚かはDoingではない、ということです。
そうなってしまっては、その人の本当のDoingなタスクが見えなくなってしまいます。

それを防ぐために、ランサーズでは、Doingレーンに貼れるタスクの枚数に制限を設けています。2枚しか貼れないため、1日のうち頻繁に、タスクボードの更新が行われるという副次的な効果もありました。

Todayレーンと枚数制限の記述

Todayレーンと枚数制限の記述

Doneレーンも人によって区分けする

一見無秩序にみえるDoneレーンですが、実は、人によって貼るスペースが暗黙に決まっています。
これにより、人毎の消化タスクの量が浮き彫りになり、以下の効果が見いだせています。

  1. タスクを完了した達成感が目に見える
  2. より多くのタスクをこなそうという積極性が芽生える
  3. 完了タスクを増やすためにタスクを増やす=細かいタスクもしっかり書き起こす

3つ目は特に重要で、突発的な作業もしっかり付箋に書き起こしてから着手するため、タスクボード使用の徹底が自ずと図られています。

おわりに

Doneレーンの右上に、文字が書いてある紙が貼ってあるのがお分かりいただけるでしょうか?この紙には、「Done is better than perfect」と書いてあります。
「完璧を目指すよりまず終わらせろ」というザッカーバーグ氏の言葉で、Facebook社の壁に書いてあるそうです。

スピードをモットーとするランサーズでは、この言葉に共感し、Doneレーンに貼っています。
やっぱり付箋がDoneレーンに溜まっていくのは気持ちいですよね!

以上、ランサーズでタスクボードによる作業の見える化が、うまく機能している5つのコツをご紹介させて頂きました。
今後も継続的に見直し、改善を続けていこうと思っています。例えば、付箋の色や大きさに意味を持たせたりと。

この他にも諸々のルールは設けていますが、基本的なことなのでここでは触れていません。
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