こんにちは、ランサーズでSREチームのエンジニア(内定者インターン)をしているIZUMIRUです。
今回は、2018年2月20日(火) 19:30-21:45に、TECH PLAY SHIBUYAで開催された
ランサーズ株式会社主催の勉強会である『事業の多角化を支えたランサーズ的SRE術』の様子をご紹介します。
本記事では、当日の登壇資料も公開しています!
SREとは
そもそもSREとは、Site Reliability Engineeringの略です。
狭義と広義がありますが、一言で申し上げると「サイトの信頼性を向上させることを目的に、パフォーマンス改善やスケーラビリティ向上を担う開発チーム」を指します。
Googleがパイオニアであり、FacebookやDropbox、Airbnbなどの企業で採用されています。
勉強会の概要
ランサーズ株式会社は、10年前からクラウドソーシング「Lancers」を運営しています。
そして、2016年のデジタルマーケティングサービス「Quant」リリースを皮切りに、シェアリングエコノミー分野の「pook」、常駐型の「Lancers Top」など、より多様な働き方を提供すべく事業領域を拡大し続けています。
「Lancers」という1つのサービスをグロースさせていた時代から、多種多様なサービスを展開していく時代になりました。このようなタイミングで、SREチームがどんなことに取り組んでいるのか、また今後どうなっていくのか等、その全貌を明らかにしました。
タイムスケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
19:00〜19:30 | 受付 |
19:30〜19:35 | オープニング |
19:35〜19:45 |
ランサーズのこれまでとこれから 横井 聡 氏 |
19:45〜20:15 |
ランサーズで積み重ねたSRE的取り組みとこれから 金澤 裕毅 氏 |
20:15〜20:35 |
Lancers × ECS 平塚 貴之 氏 |
20:35〜20:55 |
52 weeks after Digdag operation amesho 氏 |
20:55〜21:00 | アンケート回答 |
21:00〜21:45 | 懇親会 |
登壇者
・横井 聡 氏(ランサーズのこれまでとこれから)
ランサーズ株式会社 CTO
Facebook
1985年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、WebデザイナーとしてWebサイトの開発に携わった後、SIerにて証券会社のシステムのバックエンドを担当。その後フロントエンドエンジニアに転向し、Adobe AIRを中心にアプリ開発を行う。前職であるシアトルコンサルティング株式会社ではWebサービス事業部長を務め、新規Webサービスの企画/開発/運用の全てに携わる。2015年6月よりランサーズ株式会社にジョインし同年9月よりCTOに就任。デザイン、クライアントサイド、サーバサイド、サービス全体に携わってきた経験から、自身も多くの時間を開発に使いつつ、「コードにビジョンをのせる」を合言葉に、拡大するランサーズのエンジニアチームを牽引する。
・金澤 裕毅 氏(ランサーズで積み重ねたSRE的取り組みとこれから)
ランサーズ株式会社 インフラエンジニア
Facebook / Github / Qiita
山形大学大学院修了。専門はネットワーク。在学中にACM国際大学対抗プログラミングコンテストでアジア地区予選に進出。Windowsパッケージ開発、ASP開発、運用業務に携わった後、大規模不動産サイトの運用を経験し、2013年11月にランサーズにジョイン。AWSのサービス運用を始め、開発環境の支援、社内ネットワークの構築等、インフラ業務全般を担当。JAWS UG 山形支部所属。
・平塚 貴之 氏(Lancers × ECS)
ランサーズ株式会社 インフラエンジニア
金融、官公庁オンプレミスインフラから自社サービスクラウドインフラエンジニアを経て2016年3月よりランサーズにジョイン。社内NW及び各種サービスのインフラを担当。
・amesho 氏(52 weeks after Digdag operation)
ランサーズ株式会社 エンジニア
携帯公式サイト、広告配信系などを経て2016年12月よりランサーズにジョイン。Ruby on Rails, Goを使いQuantのサーバーサイドの開発やdigdagを使った運用基盤を担当。
登壇資料
それでは、いよいよ当日の登壇資料を公開します!
参考リンク
・The Twelve-Factor App
・Using AWS Lambda, export logs to AWS CloudWatch logs to S3.
まとめ
今回は、ランサーズ株式会社が成長してきた軌跡を示すとともに、それを支え続けているSREについての勉強会でした。また実際にアプリケーションレベルで、ECRやDigdagをなぜ導入しようと思い、どのように利用しているのかという具体例まで、惜しむことなく共有しました。
本勉強会は人気につき、100席に増枠して開催されましたが、参加者の方々は様々で、システム開発会社の方から、スタートアップの方、大企業の方、学生さんまでいらっしゃいました。
さいごに、これからもランサーズは、成長し続けます!絶賛SRE含めエンジニアを募集中ですので、少しでもご興味がございましたら、是非オフィスに遊びに来てください!