新卒エンジニアの太田有紀(@ifuriito09R)です。
今回は、アソビュー社とランサーズがAWSでのオーケストレーションツールの活用事例(EKS vs ECS)をテーマとした勉強会を開催しました。
イベント内容としては、AWSのコンテナオーケストレーションツールの活用事例について、EKSを採用したアソビュー社とECSを採用したランサーズで、採用した理由やそれぞれのメリットなどをお伝えするという内容でした。
参加者も約30名ほどでかなり盛り上がりをみせたイベントでした。それではイベントレポートを初めていきましょう!
タイムスケジュール
■会社説明(20分)
ランサーズ株式会社(10分)
アソビュー株式会社(10分)
■勉強会(40分)
ランサーズ株式会社(20分)# ランサーズがEKSではなくECSを選んだ理由
アソビュー株式会社(20分)# アソビュー!がECSではなくEKSを選んだ理由
■質疑応答(15分)
上記のようなタイムスケジュールで実施しました。
質疑応答タイムも白熱したものになっていました!!!
会社説明
まずはじめにアソビュー社とランサーズの両社の会社の説明をさせていただきました。
ランサーズ社の倉林さんより、ランサーズのサービスの概要説明。
「フリーランスプラットフォーム」のパイオニアとしてどのような取り組みをしているのか、従業員の働き方や会社の取り組みなどについて説明されていました。
アソビューさんからは、CTOの江部さんからアソビュー社の説明がありました。
とても和やかな雰囲気で、アソビューさんの事業内容などを学ぶことが出来ました。
ランサーズがEKSではなくECSを選んだ理由
まずはECSを採用したランサーズのSREチームリーダーの金澤さん(@yakitori009)の登壇です。
ランサーズがECSを採用した背景、開発環境Docker化の経緯、リリースの仕組みの解説など短い時間でしたが、とても濃い内容でした。
5分間とは思えない充実な内容かつ分かりやすい解説で、参加者の皆さんの満足度もとても高かったです。
次にランサーズのSREチームのあだちんさん(@adachin0817)の登壇です。
実際にRails環境の本番コンテナ運用に伴い、技術選択、コンテナの作り方やデプロイなど、一通りどのように実装しているのか学ぶことができました。
アソビューがECSではなくEKSを選んだ理由
最後にアソビュー社のSREチームリーダーの霧生さんの登壇です。
アソビューさんがEKSを選択した背景を解説してくださいました。
中でも印象的だったお言葉が「全員にとっての銀の弾丸はない」でした。
これは、EKS、ECSも同じオーケストレーションツールでも、それぞれ強みがありますし、その技術を使う開発者の背景や組織のフェーズによっても、使うと良い技術は変わってきますので、まず現状を把握した上で、適切な技術選定をしていきましょうという意図でした。
結論
結論として、技術的なリソースや組織のフェーズによって、ECSかEKSが良いかは変わってきます。
全員にとっての銀の弾丸は存在しないので、適切に組織の現状、導入を検討している技術を把握して、技術選定していきましょう!!!
ランサーズでは、絶賛SREエンジニアを募集しておりますので、是非!!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。