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事業の多角化を支えたランサーズ的SRE術

事業の多角化を支えたランサーズ的SRE術 | TECH PLAY 勉強会

izumi|2018年02月21日
AWS

こんにちは、ランサーズでSREチームのエンジニア(内定者インターン)をしているIZUMIRUです。

今回は、2018年2月20日(火) 19:30-21:45に、TECH PLAY SHIBUYAで開催された
ランサーズ株式会社主催の勉強会である『事業の多角化を支えたランサーズ的SRE術』の様子をご紹介します。

本記事では、当日の登壇資料も公開しています!

SREとは

そもそもSREとは、Site Reliability Engineeringの略です。

狭義と広義がありますが、一言で申し上げると「サイトの信頼性を向上させることを目的に、パフォーマンス改善やスケーラビリティ向上を担う開発チーム」を指します。

Googleがパイオニアであり、FacebookやDropbox、Airbnbなどの企業で採用されています。

勉強会の概要

ランサーズ株式会社は、10年前からクラウドソーシング「Lancers」を運営しています。

そして、2016年のデジタルマーケティングサービス「Quant」リリースを皮切りに、シェアリングエコノミー分野の「pook」、常駐型の「Lancers Top」など、より多様な働き方を提供すべく事業領域を拡大し続けています。

「Lancers」という1つのサービスをグロースさせていた時代から、多種多様なサービスを展開していく時代になりました。このようなタイミングで、SREチームがどんなことに取り組んでいるのか、また今後どうなっていくのか等、その全貌を明らかにしました。

タイムスケジュール

時間 内容
19:00〜19:30 受付
19:30〜19:35 オープニング
19:35〜19:45 ランサーズのこれまでとこれから
横井 聡 氏
19:45〜20:15 ランサーズで積み重ねたSRE的取り組みとこれから
金澤 裕毅 氏
20:15〜20:35 Lancers × ECS
平塚 貴之 氏
20:35〜20:55 52 weeks after Digdag operation
amesho 氏
20:55〜21:00 アンケート回答
21:00〜21:45 懇親会

登壇者

・横井 聡 氏(ランサーズのこれまでとこれから)

ランサーズ株式会社 CTO 横井 聡 氏

ランサーズ株式会社 CTO
Facebook

1985年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、WebデザイナーとしてWebサイトの開発に携わった後、SIerにて証券会社のシステムのバックエンドを担当。その後フロントエンドエンジニアに転向し、Adobe AIRを中心にアプリ開発を行う。前職であるシアトルコンサルティング株式会社ではWebサービス事業部長を務め、新規Webサービスの企画/開発/運用の全てに携わる。2015年6月よりランサーズ株式会社にジョインし同年9月よりCTOに就任。デザイン、クライアントサイド、サーバサイド、サービス全体に携わってきた経験から、自身も多くの時間を開発に使いつつ、「コードにビジョンをのせる」を合言葉に、拡大するランサーズのエンジニアチームを牽引する。

・金澤 裕毅 氏(ランサーズで積み重ねたSRE的取り組みとこれから)

ランサーズ株式会社 インフラエンジニア 金澤 裕毅 氏

ランサーズ株式会社 インフラエンジニア
Facebook / Github / Qiita

山形大学大学院修了。専門はネットワーク。在学中にACM国際大学対抗プログラミングコンテストでアジア地区予選に進出。Windowsパッケージ開発、ASP開発、運用業務に携わった後、大規模不動産サイトの運用を経験し、2013年11月にランサーズにジョイン。AWSのサービス運用を始め、開発環境の支援、社内ネットワークの構築等、インフラ業務全般を担当。JAWS UG 山形支部所属。

・平塚 貴之 氏(Lancers × ECS)

ランサーズ株式会社 インフラエンジニア 平塚 貴之 氏

ランサーズ株式会社 インフラエンジニア

金融、官公庁オンプレミスインフラから自社サービスクラウドインフラエンジニアを経て2016年3月よりランサーズにジョイン。社内NW及び各種サービスのインフラを担当。

・amesho 氏(52 weeks after Digdag operation)

ランサーズ株式会社 エンジニア amesho 氏

ランサーズ株式会社 エンジニア

携帯公式サイト、広告配信系などを経て2016年12月よりランサーズにジョイン。Ruby on Rails, Goを使いQuantのサーバーサイドの開発やdigdagを使った運用基盤を担当。

登壇資料

それでは、いよいよ当日の登壇資料を公開します!


参考リンク
The Twelve-Factor App
Using AWS Lambda, export logs to AWS CloudWatch logs to S3.

まとめ

今回は、ランサーズ株式会社が成長してきた軌跡を示すとともに、それを支え続けているSREについての勉強会でした。また実際にアプリケーションレベルで、ECRやDigdagをなぜ導入しようと思い、どのように利用しているのかという具体例まで、惜しむことなく共有しました。

本勉強会は人気につき、100席に増枠して開催されましたが、参加者の方々は様々で、システム開発会社の方から、スタートアップの方、大企業の方、学生さんまでいらっしゃいました。

さいごに、これからもランサーズは、成長し続けます!絶賛SRE含めエンジニアを募集中ですので、少しでもご興味がございましたら、是非オフィスに遊びに来てください!

自分らしく働ける社会を創り自分も自分らしく働くSRE Wanted!自分らしく働ける社会を創り自分も自分らしく働くSRE Wanted!