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プロジェクトにおける7つの問いを元にアジャイル開発しているおはなし。
いきなり本題で恐縮ですが、ランサーズには、先日弊社CTOが提唱した『プロジェクトにおける7つの問い』があります。
# 詳細に関してはこちらからどうぞ。(当初6つでしたが、いまはひとつ増えて『7つの問い』になっています)
『プロジェクトにおける7つの問い』
- ステークホルダーと合意したものがまとめられているか?
- 受け入れテストは作成されているか?
- 進捗が感覚ではなく、ストーリポイント+ベロシティ+バーンダウンチャートによって語られているか?
- 難しいところを後回しにしていないか?
- いつでも人に見せられますか?
- ユーザのことは想像しましたか?
- 細部のUI/インタラクションについて考慮する時間を取れているか?
今回、ちょうど新しいプロジェクトが開始するタイミングでこの問いが投げかけられたので、この問いを意識してチームとしてアジャイルでやっていくことにしました。
課題解決のためにこれやってよかった!というところをお伝えします。
全体的な流れ
- ステークホルダーと要件を洗い出す
- 要件をもとにユーザーストーリーを作成する
- 要件の優先順位を加味したユーザーストーリーマッピングを作成する
- 規模感を見積もるためにユーザーストーリーマッピングにポイントをつける(プランニングポーカー)
- Phase分け、どこまでやるかのラインを決めてステークホルダーに同意をとる
- モデリング、DB設計(ざっくり)
- スクラム開発 ← イマココ

難しいところを後回しにしないためにスパイクをうつ
作業はしているが成果、パフォーマンスにつながっていない
- 想定外の実装が追加で必要な場合
- ISSUEに起票しバックログに積み、次回以降のスプリントにまわす
- 見積もりよりボリュームがあり時間がかかる場合(かつ後続タスクに影響のある場合)
- わかり次第メンバーと相談
- そのスプリント内で解決できるようであれば継続
- 難しそうであればとりあえず動く状態までもっていく
ひとりで悩まない、悩ませない。ウナー
終わりに
まだプロジェクトの途中ですし、「こんなの当たり前だよ〜」という点もあるとは思いますがやりかたもふくめてまるっとアジャイルでPDCAをまわしていければいいなと思っています。
そういえば、、弊社某メンバーに「エンジニアが毎週ババ抜きして遊んでる」と言われたのでここで訂正を。はたからみたらトランプのように見えますが、プランニングポーカーという、れっきとした見積り手法です。
トランプで遊んでいるわけではないですよ!プランニングポーカーですよ!という点を以後お見知りおきくださいませ.
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