ランサーズ エンジニアの土屋です。
先日社内勉強会で行った、Apple Watch開発の環境構築内容を共有します。Apple Watch開発するぞ!という方のお役に立てたら幸いです。
Apple Watchについておさらい
2015/03/10のApple Spring ForwardでApple Watchが正式発表されました。
合わせて対応するiOS8.2、xcode6.2正式版が公開されています。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20150310_691929.html
http://www.gizmodo.jp/2015/03/apple_watch_57.html
イベントの臨場感出ています。
アップルSpring Forwardイベント速報:12インチMacBook、Apple Watch正式発表
http://japanese.engadget.com/2015/03/09/apple-spring-forward-live-blog/
レシピ
前提条件です。
iOSデベロッパプログラム
https://developer.apple.com/jp/programs/
年間参加費 ¥11,800 (税別)
Xcode 6.2 以上
https://developer.apple.com/xcode/downloads/
6.2からAppleWatch開発環境(watchkit)が入っています。
iOS8.2以上 (iPhone)
8.2にバージョンアップするとアプリ「Apple Watch」が追加されるのですぐわかります。
前提条件が整いましたら以下、手順になります。
Apple Watch開発環境構築手順
1.まず、iPhoneアプリケーション プロジェクトを生成
xcode起動後、「Create a new Xcode project」を選択します。
次にiOS -> Application -> Single View Applicationを選択します。
今回はプロダクト名をtestAppとしました。
2.Watch Kitを追加する
左ツリーのプロダクトにカーソルを合わせます。 メインビューの一番下にLinked Frameworks and Librariesがあります。+ボタンのところからWatch Kitを追加します。
ライブラリ一覧から探すことになるので、Watchで検索します。
Linked Frameworks and LibrariesにWatchKit.frameworkが追加されたことを確認します。
3. Watch Kit Appを追加
いよいよWatch Kitを追加します。File -> New -> Target を選択します。
AppleWatch ->WatchKit Appを選択します。
4. Hello World
Interface.storyboardでUIを作成します。
あとは、いつものiOS開発と同じです。今回はラベルをペコリと貼り付けてみました。
実行(command+r)します。シミュレーターが起動します。
まとめ
- 開発環境構築は意外とカンタン
- iOS(iPhone)の上にAppleWatchが乗る構造
以上、AppleWatch環境構築でした。いかがでしたでしょうか。